有給が消化できない

きちんと有給消化ができる保育士の職場について調査しました。

保育士は有給が取れない?

厚生労働省が調査した「東京都保育士実態調査報告書」によれば、保育士が職場への改善を希望するものの第4位は「未消化(有給など)休暇の改善」でした。いかに有給が取れない保育士が多いか、ということがわかります。

働き方改革を掲げる政策としては、2020年までに有給消化率を70%以上に引き上げることが目標。しかし、2001年の調査開始以来、一度も50%すら上回ったことがありません。実際には46~49%の間を行ったり来たりで、改善される様子はありません。

有給取得率について、保育業界だけのデータは今のところありません。しかし、この46~49%という取得率よりは低いのが実際のところでしょう。「人が常に足りないので有給が取れない」「取れる雰囲気ではない」という声が多く聞かれます。

参照元:東京都保育士実態調査報告書

有給が取りやすい保育士の職場とは

有給消化のしやすい職場に関しては、株式会社の大企業を選ぶのがおすすめ。一部上場などの企業は、コンプライアンスが厳しいので、本社が有給をしっかり取っているかチェックする体制が整っているところが多いからです。当サイトで取材に協力してくれたキッズパートナー(ケアパートナー株式会社)も、大東建託の子会社なので、有給には気をつけているとか。

ケアパートナー白井代表より

白井代表

ここ数年、一層有給を取っていただくようにしています

働き方改革もあり、有給消化については本社でしっかりと管理し、取れる期限がきれてしまいそうなものがあれば、園に連絡をしています。

保育士さんはありがたいことに現場が好きな方が多く、積極的に有給を取りたがらないので、「休んでください」と本社から働きかけることが大事です。そうすることで、今まで働いてきた職場で有給が取れなかった保育士にも、「ここでは有給を取れるんだ。むしろ取らないといけないんだ」と気づいてもらえるからです。

キッズパートナー六角橋園・初予先生
キッズパートナー
六角橋園
初予先生

初予先生より一言

前職は300人規模の幼稚園にいて、残業ばかりで常に忙しく、有給なんてとんでもない状態でした。そこで体を壊してしまって、転職することになったのですが、「こんな職場もあるんだ」と思えるほど、しっかり休みがもらえるので、体もすっかり良くなりました!

キッズパートナー弘明寺園・阿井園長
キッズパートナー
弘明寺園
阿井園長

阿井園長より一言

本社が一人ひとりの保育士の残っている有給日数を管理して、失効する前に取るようにとアラートを送ってくれるので、非常に取りやすい環境です。

「しっかり有給を取りなさい」という雰囲気なので、皆休みやすくなりますよね。

今までいた保育園は有給なんてとんでもなかったので、キッズパートナーはホワイトすぎて保育士が羨ましいです(笑)。

キッズパートナー東白楽園・あゆみ主任
キッズパートナー
東白楽園
あゆみ主任

あゆみ主任より一言

有給は、うるさいくらい会社が「取れ取れ」と言ってきます(笑)。

取るのを忘れていると、本社からファックスやメールで「◎月◎日までに取ってくださいね」と連絡が来るくらいです。

意外と、日々の業務に夢中になって、有給申請を忘れていることもあるので、ありがたいですね。

「保育の現場」編集部
メッセージ

「保育の現場」編集部

話を聞いていて、ついつい「羨ましい…」と呟いてしまうほど、有給が取りやすい環境なのが取材で伝わってきました。転職してきた方は、「最初は今までの園の経験もあって遠慮していた」というお話が出たりしましたが、「今では気兼ねなく取ってる」とか。

白井代表もおっしゃっていましたが、会社が主導してくれることで、例え休みたくなくても(笑)有給を取らなきゃいけない環境になっているのがいいですね。

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