人間関係・教育観の相違

保育士として仕事を続けていく上で、よく問題になるのが職場での人間関係。少ない職員の中で、相性の合わない人がいると、それだけで仕事をするのが嫌になってしまうことも。園長先生との保育観が合わずに苦労するという声もよく耳にします。職場での人間関係が合わない問題を解決して、楽しく働くための転職について調べてみました。

人間関係の問題で退職する保育士は多い

人間関係の問題で退職する人は本当に多いのか調べてみたところ、「東京都保育士実態調査報告書」(厚生労働省調査)にて、「職場での人間関係」は退職理由の中でも3番目に多いことがわかりました。

参照元:東京都保育士実態調査報告書

実際に、園長先生やほかの保育士との相性が合わなかった、パワハラにあったといったエピソードをご紹介しましょう。

こんなパワハラに近いエピソードは、現場では山ほどあるようです。

人間関係に悩まない園はある?

当サイトでは、保育士の待遇や職場環境など、様々な問題の改善に積極的に取り組んでいるキッズパートナー(ケアパートナー株式会社)に取材をしていますが、キッズパートナーでは人間関係の問題にはどのような取り組みをしているのでしょうか。

ケアパートナー白井代表より

白井代表

異動ができる環境を整備しています

キッズパートナーは神奈川県横浜市、東京都文京区を中心に20園ほど展開しているので、狭い範囲に複数の園があります。

もし今の園で合わない人がいた場合、異動ができるようにしています。園長先生との相性が…という場合は、園長先生本人には言いにくいと思いますので、エリアマネージャーに相談してもらったり、1年に1回、職場環境を調査するアンケートも会社で実施しているので、積極的に利用してもらえればと思っています。

キッズパートナーエリアマネージャー・土屋さん
キッズパートナー
エリアマネージャー
土屋さん

土屋さんより一言

定期的に園をまわって雰囲気を確認するとともに、面接段階で「この人はあっちの園が向いてそうだな」と、希望とは別の園を打診することもあります。

園で人間関係に悩んでいる場合、同僚や先輩、園長先生に相談しにくい保育士もいると思うので、そういったときは私の出番です。でも今の所、あまり出番がないのがありがたいですね(笑)。

キッズパートナーみなとみらい第2・香里先生
キッズパートナー
みなとみらい第2
香里先生

香里先生より一言

園はみんな仲が良くて、風通しがいいです。職場環境がいいと、ピリピリしない感じがしますね。

面接に来たときにびっくりしたのは、本社の人が偉そうじゃないこと(笑)。本社が「上から」にならない姿勢があるから、園自体もそうならないんだろうなと思います。

「保育の現場」編集部
メッセージ

「保育の現場」編集部

「人間関係」の苦痛は、入社してみないとわからないというのが一番のネック。保育士の労働環境は人間関係が濃いので、最初はいい人だと思っても、働くうちに嫌な面が目につくなど、合わない人が一人いるだけで、どんどん辛い状況になります。

人間には相性もあるので、人間関係に悩みが一切ないというのは、なかなか難しいものがあるでしょう。そんな中、たしかに狭い範囲で複数の園を運営している保育園であれば、転職せずに異動ですむ場合も。

園長先生に言えない場合も、本社へ直訴する手段があるのもありがたいですね。とはいえ、取材していると、みなさん本当に気持ちよく働いているのが伝わってきました。

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