保育士も笑顔で
いられる園とは

ブラックと言われる保育業界。離職率は平均10.2%にものぼります。

その中で、私たち「保育の現場」編集部は、離職率2.7%を誇る「キッズパートナー」という園と出合いました。

なぜ離職率が低いのか、どんな取り組みを行っているのか、職場選びの大きな参考になるはずです。「保育を一生の仕事にしたい」と思っている保育士の皆さんは、ぜひ読んでください。

離職率が低い保育園は
何が違う!?

保育士の離職率は私立で12%、公立で7.1%。しかも、厚生労働省調査では、「保育の仕事の退職理由」の1位が妊娠・出産であることから、いかに子どもを産み、育てにくい業界なのかがわかります。その空気を、肌で感じている保育士の方も多いのではないでしょうか。

本来働くママやファミリーを支えるべき保育士さんがないがしろにされるようなことは、あってはならないはずです。

そんな風潮に終止符を打とうとしているのが、冒頭に紹介した「キッズパートナー」(ケアパートナー株式会社の保育園)です。東京都・神奈川県を中心に約20園の、少人数から60名定員の保育施設を運営している会社です。

離職率は2.7%(2018年4~10月現在)、保育士人材紹介会社にも「産休・育休を取りたいならココ」と言われているキッズパートナー。ここで働く保育士さん・各園の園長先生・代表といった、色んなポジションの方々に、会社での取り組みや働きやすさについてお話を聞いて、「保育士が本当に働きやすい職場とはどんなものなのか」を、一緒に考えてきました。

ケアパートナー白井代表より

白井代表

目的は"お金儲け"ではなく
"社会貢献"

キッズパートナーを擁するケアパートナー株式会社は、大東建託のグループ会社です。1989年に名証一部、1992年東証一部に上場した大東建託が、「社会に恩返しを」と1999年にケアパートナーを創業し、介護事業を展開。保育事業へは、2013年に参入しました。

介護も保育も、参入した当初の「社会に恩返し」「社会貢献」という想いのまま成長を遂げています。「社会に恩返し」の理念の対象には、お預かりするお子様はもちろんのこと、子育てするご家族に、地域に、そしてキッズパートナーで働く全員が含まれます。

そういった想いや取り組みが伝わったのか、まだ保育事業参入6年目ですが、「育休を取りたいなら」「残業手当がきちんと出る会社」と、人材紹介会社から保育士さんを紹介していただける機会が非常に多いです。

そして、社内の保育士さんから頻繁に紹介していただけて、毎年新規に採用する保育士さんの約2割近くが社内紹介だったりします。これはとてもありがたいことです。

このサイトでは、我々キッズパートナーの取り組みを通して、転職を考えている保育士の皆さんが「一生働ける保育園」とはどんなものなのか、見い出すお手伝いをさせていただいています。保育士の皆さんのお役に立てることを願っています。

転職を考えている保育士さんへ
悩みから探すベストな職場

「育休」「給料が安い」など、今の保育園を辞めたい、保育士から他の職業に転職しようかと考えているのには様々な理由があるはずです。今の悩みに対し、キッズパートナーではどのような取り組みをしているのかをヒントに、そもそも失敗しない保育園選びを伝授していきます。

保育士の退職理由1位
妊娠・出産

保育士を辞める最大の理由として妊娠・出産が挙げられています。育休・産休という国が定めた制度をもってしても、「取りにくい」と感じている人が多いのでしょう。

園によっては「妊娠する順番も決められている」というニュースもあったほどです。

ケアパートナーでの取り組み

皆さんバンバン産休・
育休取っています

ケアパートナー白井代表

キッズパートナーでは「産休・育休は気にせず取得する」という風土がしっかりできています。

当然の権利ですし、お母さんになっても戻ってきてもらいたいと心から思っており、2013年の保育事業参入当初から強く推進しているので、会社全体で「育休を取りやすい空気」というのがありますね。

キッズパートナー小机園・若松篤美保育士
キッズパートナー
平沼橋園
篤美先生

篤美先生より一言

入社して1年ほどで妊娠したのですが、皆暖かく応援してくれて、嬉しかったです。

今は時短勤務で働いていて、「もっと子どものそばにいたい」と思うかな?と心配していたんですが、子育てと仕事のバランスが取れていると感じます。

子どもが体調を崩してお迎えに行くときも、園全体でフォローしてくれるのでありがたいですね。

キッズパートナー綱島園・未都先生
キッズパートナー綱島園
未都先生

未都先生より一言

子どもが半年前に生まれたばかりで、時短勤務中です。生まれる前も、重いものを持つなど、体に負担がかかる業務は皆でフォローしてくれて、生まれてからも、しょっちゅう早退とかしてしまうんですが、それも全然気にせず行けるようにしてくれます。

正直、復帰してすぐは、自分で勝手に「早く帰って何か思われないかな」「わたし、仕事全然できていない」とか思ってしまってたんですが、園長先生や皆と仕事していて、いつの間にかそういう感情が消えてました。

保育士の妊娠・産休問題に
ついてみる

保育士の退職理由2位
給料が安い

退職理由として2番目に多いのが、給料が安いこと。保育士の平均年収は300万円台で、しかも現場でずっと働いている場合は昇給が望めず、キャリアを積んでも300万円台のままということも。人生設計が難しく、仕事を続けることに希望を見いだせない人が多いのです。

ケアパートナでの取り組み

残業代の支給・
福利厚生の充実を

ケアパートナー白井代表

正直わが社も基本給はそれほど高い設定ではないという現実があります。

もちろん、給与も今後改善を視野に入れておりますが、「1分単位で残業代を出す」「社宅の借り上げ制度で、1か月最大8万2千円の補助」といった福利厚生で、給与のバックアップを行なっています。

東証一部上場の大東建託グループ会社ということもあり、福利厚生倶楽部、アニバーサリー休暇、宿泊補助金など、福利厚生は充実していると断言できます。

キッズパートナー大倉山園・美咲保育士
キッズパートナー
大倉山園
美咲先生

美咲先生より一言

社宅の借り上げ制度を利用して、実家を出て暮らしています。

私が入社した当初はなかった制度なんですが、できた瞬間飛びつきました(笑)。このあたりで8万2000円あれば、充分なお部屋に住めるので、助かってます。

お給料が8万高い感覚なので、本当にありがたいです!

キッズパートナー弘明寺円・阿井園長
キッズパートナー
弘明寺園
阿井園長

阿井園長より一言

色々な保育園に長く携わっていた身からすると「なんて働きやすい会社なんだろう」と、転職当初はビックリしました。

母体が大東建託という大きな会社だからということもあり、残業代・住宅の補助など充実しているので、転職してから、何人もの保育士仲間にキッズパートナーを紹介しました。彼女らも大勢入社しています。

保育士の給与・賞与
問題についてみる

そのほかの退職理由も見ていく

保育士の退職理由は、妊娠出産、お金の話だけではありません。ほかの「あるあるお悩み」についても、現在の保育業界の現状と、キッズパートナーの取り組みや現役園長&保育士さんの声を聞いてみました。

有給取得率が依然として低いままの日本の労働環境。保育業界も例外ではありません。有給をきちんと取得できる職場を選べば、健康的に働くことができます。

人間関係の問題は保育の業界に限ったことではありませんが、職員が少ない保育園では、一層人間関係の悩みが深くなることも多いはず。上司である園長先生との相性が悪かったり、教育観が食い違ったりする問題もあります。

育児休暇から戻ったあと、育児と仕事を両立するのは大変。時短勤務をすることで、周りからプレッシャーをかけられることも…。また、自分の子どもを預けて仕事を続けることにジレンマを感じる保育士も多いそうです。

今は現場を希望していても、年齢や体力的な問題が出てくると、現場では厳しくなってくる場合も。園長やエリアマネージャー、本社勤務など、選択肢の幅広い職場が理想です。

給料や賞与だけでなく、福利厚生も職場選びでチェックしたいポイント。福利厚生がないと、家賃や通勤費を自分で払わなければなりません。福利厚生の有無は大きな差になることに注意しましょう。

キッズパートナー各園の紹介

東京・神奈川・兵庫のキッズパートナー保育園の園長先生・保育士さんにお話を聞いてみました。園の保育観、キッズパートナーの働きやすさなどのリアルな話は、転職を考えている保育士さんの参考になるはずです。

神奈川のキッズパートナー各園

キッズパートナー弘明寺園

01

2018年4月に開園したばかりの、定員60名の認可園。経験豊富なベテラン先生が多い中、奮闘する20代の萌美先生と園長先生にお話を聞いています。

キッズパートナー東戸塚

02

前職は幼稚園養育施設で働いていた智子先生。保育園で働く楽しさや新規園のチームワークができるまでお聞きしました。

キッズパートナー小机園

03

開園間もない認可園。入社4年目の篤美先生は、育休から復帰したて。周りの雰囲気や、小さい子を抱えての働き方など、きっと参考になるはずです。

キッズパートナー六角橋園

04

前職は300人規模の幼稚園で働いており、忙しさで体を壊してしまったという25歳の初予先生。今、忙しさに頭を悩ませている方は必見です。

キッズパートナー綱島園

05

未都先生は、出産4か月後に仕事に復帰、現在時短で働いています。育児と仕事のバランスについて、「やっと気持ちが整ってきた」のだとか。

キッズパートナー平沼橋園

06

一般企業に6年勤め、2018年4月に転職してきた佳奈先生と、彼女を見守る北川園長。保育士もお昼寝OK!な自慢の職場について語っていただきました。

キッズパートナー東白楽園

07

前職でも同じ職場で働いていた藤本園長とあゆみ先生。転職の動機や保育観など、保育士ならだれでも共感できる内容が満載でした。

キッズパートナー横浜楠木町

08

幼稚園で6年働き、その後2年間はお菓子会社で働いたという、一度は保育の仕事から離れた絵梨奈先生。また戻ってきたのは、なぜなのでしょうか?

キッズパートナー日吉園

09

40代で保育の世界に飛び込んだ小林園長。遅咲き&他の業界からの転職だからこそ、他の方とは少し違った視点を持っている園長先生です。

キッズパートナー大倉山園

10

美咲先生は、前職の認可園を3か月で辞めています。前職からずっと「保育士に向いていない」と思っていたのが、最近吹っ切れたとか。その理由に迫っています。

キッズパートナーみなとみらい

11

2019年4月に出産を控え、産休前のキッズパートナー2年目・愛美先生に、産前産後のライフプランについて聞いてみました。

キッズパートナーみなとみらい第2園

12

香里先生は、当初主任になる予定の先生が妊娠し、急きょ主任に抜擢された経験があります。その時、会社や園のサポートはどうだったのでしょうか?

東京のキッズパートナー各園

キッズパートナー文京駕籠町園

01

東京都にはじめて設立されたキッズパートナーの認可園。はじめてづくしの開園からの今を聞いてみました。

キッズパートナーの
保育士求人要項

  • 初任給
    211,950〜266,950円(横浜エリア)/231,350〜301,350円(東京エリア)※諸手当含む
  • 通勤手当
    上限 40,000円
  • 各種資格手当
    上限 20,000円
  • 扶養手当
    配偶者 16,000円、子1人につき 4,000円
  • 地域保証手当
    5,000〜20,000円(横浜エリア)/15,000〜35,000円(東京エリア)
  • 処遇改善等の他諸手当
    8,350〜58,350円
  • 賞与
    年2回(6月・12月)、社内賞与テーブルに基づき支給
  • 昇給
    年1回
  • 休日
    週休2日(月間勤務表に基づく)、年間休日120日 年末年始(12月30日~1月3日)、有給休暇(半日有給休暇制度有り)誕生日休暇 特別休暇

「保育の現場」編集部
メッセージ

「保育の現場」編集部

「保育士はブラックだ」。

ネットでは、そんな言葉が踊ります。

しかし、世の働く家族にとって、また2歳児の母でありWEB制作の編集長である私にとっても、保育園はなくてはならない存在です。

ですが、保育の世界は離職率が高いのが現実。しかも「続けたい」という想いがあるのに、仕事が好きなのに、妊娠・出産や給料といったことで保育業界を離れていく人も少なくありません。

保育士さんが安心して働ける職場ってどんな所だろう?そんな風に考えたとき、厚生労働省のデータやネットの口コミなどを集めるよりも、保育士さんたちがイキイキ働いている現場を取材したいと思い当たりました。

そして、そんな保育園を探した結果、出合ったのがケアパートナー株式会社の「キッズパートナー」です。

取材を申し入れたところ、「我々もまだ発展途上ですが、ぜひ協力をさせてください」と言っていただき、このサイトが実現しました。

実際に働いている方々の声を中心に構成していますので、「こんな保育園もあるんだ」「こんな働き方もできるんだ」と保育士の皆さんに感じていただき、保育を一生の仕事としてもらえると心から嬉しく思います。